アンダルシア (5):マラガ2012/04/07 23:59

今回のアンダルシア旅行はロンドンLCY発マラガ行きの直行便を使ったので、最後はマラガに戻って来ないといけません。セビリアの交通封鎖で懲りたため、午前のうちにマラガまで移動しました。ホテルの近くに大きいデパートがあったので、昼食、夜食、ワインとお土産物(カラスミ等)を買い込み、腹ごしらえをしたあと、日のあるうちに高台のヒブラルファロ城へゴー。入場チケットを買おうとしたら、小銭がなくて50ユーロ札しかなかったので発券機は受け付けてくれず、近くの売店で崩そうとしても大きい札は受け付けてくれなかったので(店員の態度には非常にむかついたが)、途方に暮れていたら、お城の受付のおばちゃんが、じゃあいいわよ入りなさいと、タダで中に入れてくれました。頭に来ることの多かった今回の旅行で、一番人の親切に感謝した瞬間です。



お城から見下ろすマラガの町並みは絶景でした。ここも3000年以上前から人が住んでいる古い都市で、予想外の大きさに驚きました。


とんねるずが番組でロケをしていたという闘牛場もばっちり見えました。闘牛は残念ながら今回見ることはかなわず。


夕食を目指して町中に下りると、まだ日は高く、大聖堂も西日を浴びて燦々とそびえておりました。

翌日、セマナ・サンタの最終日は昼の時間帯に最後の巡行がありました。逆に町のど真ん中に行かなかったのが良かったのでしょう、行列を至近距離で見ることができてたいへんラッキーでした。グラナダやセビリアでは近づくこともできなかったので。


キリスト受難の山車。やはりハードワークなのでしょう、ちょっと進んでは休憩、の繰り返しなので、なかなか進みません。




教会、宗派によって衣装の色が違うようで、みなさん競って色とりどりです。小さい子供も借り出されていて、特にかわいかった三兄弟は観光客のカメラの的になっていました。



キリスト受難と嘆きのマリアはセットです。楽隊は地元の中学・高校生のブラスバンドが動員され、やっとアンダルシアらしい快晴がやってきて25℃くらいの気温の中、汗をかきかきがんばっていました。