アンダルシア (1):雨のアルハンブラ ― 2012/04/03 23:59
先週休暇を取り、スペインはアンダルシア地方を旅行してきました。どこまでも続く青い空と強い日差しがデフォルトかと思ったのに、運悪く毎日の雨模様で肌寒かったです。
グラナダ大聖堂も、今にも雨が落ちてきそうな曇天です。先週スペインでは「セマナ・サンタ」という復活祭のお祭りが各都市で盛り上がっておりまして、国内外から大勢の観光客が集まります。「プロセッション」と呼ばれるキリストの受難を表す神輿を担いだパレードが毎日行われるため随所で交通規制があり、写真のように大聖堂も一時閉鎖され、前の広場は観覧席が設けられてだいぶ不便なことになっています。うちは別にセマナ・サンタが目当てだったわけではなく、イースターの連休と子供の春休みを絡めるとその週しか選択肢がなかったのですが、おかげでいろいろと、良きも悪きも忘れ難い経験をすることが出来ました。
で、グラナダと言えばまずはアルハンブラ宮殿。チケットは事前に予約しておいたほうが良いと聴いたので1ヶ月前にWebサイトを見てみたのですが、甘かった。セマナ・サンタのおかげでチケットの売れ行きが驚くほど速くて、どの日も夜7時からの最終スロットしかすでに残ってなく、それすら残り稀少という状況。普段ならそこまでひどいことはないようなのですが、もっと早くチェックを入れておくべきでした。ともあれ大慌てで夜7時から入場のチケットを購入。実際のチケットは、ダウンタウンにある宮殿のショップか、宮殿入り口のチケットカウンターで発券できます(予約時に登録したクレジットカードが必要)。夜7時入場というのは、メインの建物であるナスル宮の入り口に7時までに行けばよく、その他の庭や離宮は早めに入って見ていてもかまいません。というか、8時閉場なのでそうしないと見切れません。
で、グラナダと言えばまずはアルハンブラ宮殿。チケットは事前に予約しておいたほうが良いと聴いたので1ヶ月前にWebサイトを見てみたのですが、甘かった。セマナ・サンタのおかげでチケットの売れ行きが驚くほど速くて、どの日も夜7時からの最終スロットしかすでに残ってなく、それすら残り稀少という状況。普段ならそこまでひどいことはないようなのですが、もっと早くチェックを入れておくべきでした。ともあれ大慌てで夜7時から入場のチケットを購入。実際のチケットは、ダウンタウンにある宮殿のショップか、宮殿入り口のチケットカウンターで発券できます(予約時に登録したクレジットカードが必要)。夜7時入場というのは、メインの建物であるナスル宮の入り口に7時までに行けばよく、その他の庭や離宮は早めに入って見ていてもかまいません。というか、8時閉場なのでそうしないと見切れません。
夕方から降り始めた雨は強さを増し、宮殿入り口に着いた頃には絶好調の大雨。アンダルシアの青い空はどこに…。
入り口に近い離宮のヘネラリフェから先に見ます。うーむ、写真で見た通りのエキゾチックな庭園です。これで天気さえ良ければ…。
反対側の先端、アルカサバの塔に登ると絶景が広がります。雨も小康状態になり、多少持ち直してきました。
グラナダの町も一望。あー、返す返すも天気が残念だ。
アラヤネスのパティオと呼ばれる、池の水面を巧妙にあしらった美しい中庭。
イスラム様式の装飾はヨーロッパの教会とは別世界の精巧さで、圧倒されます。
著名なライオンのパティオは残念ながら改装工事中。とにもかくにも念願のアルハンブラ宮殿を無事見ることができたのは良かったですが、天候も含めてとてもベストコンディションとは言えない状況に、欲求不満は残りました。
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