I can't believe it's not butter!2010/03/02 04:22

前から気になっていたので、とうとう買って試してみました。

ただのマーガリンでした…。

ウィーンフィル/マゼール:春の祭典、ブル32010/03/03 23:00

バービカンホールでロンドン公演がありました。「春の祭典」とブルックナー3番という超ヘビー級のプログラム。アンコールも2曲あり、疲れました。さすがウィーンフィル、観客には日本人らしき姿を普段より多く見かけました。

演奏はまた後日「備忘録」に感想を書きますが、手短に言うと「ハルサイ」は全くキレがなく、一方のブルックナーは初演をやったオケだけあって、打って変わって水を得た魚のように芳醇な演奏を聴かせてくれました。

本日は2階席でしたが、正面のブロックで25ポンド。バービカンはLSO以外でも良心的な値段設定なので助かります。日本でウィーンフィルをこのレベルの席で聴いたら間違いなく10倍以上します。

ロイヤルバレエ:ロメオとジュリエット2010/03/06 21:45

マチネーの方を鑑賞しました。脇の人々もいちいち良かったのですが、何より主役の二人の安定感と表現力が素晴らしかったです。感想メモはここです。

しかし今日は、すぐ前の列には座高の高い人がずらりと並び、すぐ後ろの列には子供全員がひどい風邪をひいている家族連れというたいへんアンラッキーな環境。特に後ろの男の子は上演中ずっとごほごほと激しく咳き込んでいて、参りました。休憩時間中にはDSに熱中しているし、舞台の上には全く興味もない様子。うちを含め周囲の観衆は災難でしたが(頭を抱えている人もいました)、その子にしてみると、本当なら家で寝ていたかったところを好きでもないバレエに無理矢理連れて来られて、非常に災難だったんでしょうな。大枚叩いた家族サービスを無駄にしたくないという気持ちはわかりますが、ここまで迷惑な状態の子供をオペラハウスに連れてきてはいけません。親が悪いです。

Dragon City(中華)2010/03/10 08:49

Alpertonの中華食材スーパーLoon Fungの2階にあるレストランですが、いつも中国人で満席です。観光客がくる場所柄ではないので、集まっているのは地元で生活している中国人ばかりのはずで、中国にまだ行ったことがない私も、多分本場の味に相当近いんじゃないかと勝手に想像しています。どの皿もしっかりとした味付けで、小龍包もちゃんとスープがたぷたぷしたものが出てきます(そんなの当たり前では、と思ったそこの貴方。SohoのChina Townでは、意外とそうでもないのですよ)。ただし日本人的には、全般的にかなり油がきついです。私はこういうのもけっこう好きですが、それでも食後はずっしりと来ます。

写真はレストランと関係なく、その向かいにあるSainsburyの駐車場です(日本から持ち込んだ我が愛車Toyota Allion)。

Freddie in Montreux2010/03/20 08:33

Freddie in Montreux
スイスはモントルーのレマン湖畔にある著名な像です。
http://montreuxmusic.com/fmm/

サマータイムまであとわずか、ずいぶんと日が延びたので夕方でもまだ明るく、すんなり見つかりました。欲を言えば、日没ごろまで待って「Made in Heaven」のジャケットばりの写真を撮りたかったんですが、アポがあってそうも行かず…。

なかなか行く機会もない場所なので、もしかしたらこれで見納めかもしれないなあと思うと、しばらくその場でぼやっと佇んでしまいました。

LSOファミリーコンサート2010/03/21 23:00

ロンドン響が年に3回ほどやってるファミリー向け演奏会に行ってきました。今回は「スプラッシュ!」と題して水や波にちなんだ曲を取り揃えていました。「海」をテーマとした昨年のロンドンフィルのファミリーコンサートとはいくつか選曲がカブっていますが、こちらの方が小さい曲をバラエティ豊かに揃えた感じです。

本来は7歳から12歳までを対象としていますが、明らかに2〜3歳の子供も多数。もちろん、じっとしているはずもなく、演奏中に奇声を発したり、母親が抱えてトイレに走る姿がそこかしこで見られました。

「水上の音楽」でトランペット、ホルンが共に出だしでヘコったのは、まあご愛嬌。「魔法使いの弟子」がLSOで聴けたのはなかなか貴重な経験でした。「ジョーズ」のテーマは、その昔この曲のサントラシングル盤を持っていてすり切れるほどかけていましたが、曲を通して聴いたのは30数年ぶりなので、たいへん懐かしかったです。

好きな楽器を持ち込んで演奏に参加しましょう、という企画の曲もあり、うちの娘のようにリコーダーを持ってきた子供が多かったのですが、ヴァイオリンを持ってきた子が何人もおり、さらには、アルトサックスやファゴットまで持ち込んでいた子がいたのにはびっくり。

その他、メモはここ参照。

ロイヤルバレエ:ラ・フィユ・マル・ガルデ2010/03/27 23:30

ソアレの方です。先日の「ロメオとジュリエット」と同じくマルケス、マクレーのコンビでした。今回は喜劇なので雰囲気はがらりと違うものの、息の合ったパフォーマンスは全く素晴らしいものでした。

前回以来うちの妻はマクレーフリークになってしまい、ズンドコキヨシ状態でしたが、確かにその金髪でトラディショナルな顔立ちと、こけおどしのない堅実な技術は、さすがに世界の最高峰です。

この演目、実演で見るのは初めてですし、DVDも同じロイヤルバレエのプロダクションしか持っていません。バレエを何か論評できる素養も全くないのですが、私の目には、舞台の上で繰り広げられる演技はほぼパーフェクトとしか言いようがなかったです。娘もおおいに笑い、楽しんでました。