ブレーメンとハンブルク2012/02/07 23:59

今週ドイツに出張に行ってました。今回初めて行ったのはブレーメンとハンブルク。



町の中心、マルクト広場の市庁舎とローラント像は世界遺産に登録されています。お昼どき、天気は快晴だったのですが、気温は−8℃、さっぶー。ロンドンと同じスーツにコートで来た私は、とても長時間外を歩いていられませんでした。しかし雪はなく、空気がとっても乾燥しているので肌はガサガサになるわ、静電気はバチバチ飛ぶわで大変でした。


ブレーメンというと、合い言葉のように出てくるのが「音楽隊」。グリム童話に基づいた銅像が、市庁舎の脇に地味〜に立っていました。


行くまで知らなかったのですが、ブレーメンで他に有名なのは、BECK'Sのビールと、Hachezのチョコレート。特にHachezは妻の大好物で、ドイツ出張で時間があれば必ずスーパーに寄ってお土産に買っていたのですが、ラベルに堂々とBremenと書いてあるのに今まで気付きませんでした。


ドイツ最古のワイン蔵という市庁舎地下のBremer Ratskellerで地元名物料理のBremer Braunkohlを食べてみました。青汁の原料ケールを刻んで煮込んだものの上に、豚バラのボイル、ハム、茹でソーセージ2種が乗っています。こういうの、けっこう好きです。くすんだ茶色のソーセージはPinkelといってひきわり麦と牛の腎臓が入っており、けっこうクセがあって、ブレーメンの人以外はあまり食べないそうです。

仕事の後、ハンブルクに移動したのですが、もうとっぷり夜で、町の中心部でもなかったので、写真は撮れませんでした。気温はさらに下がって−16℃、ホテルからちょっと夕食で外に出るのにも堪え難い寒さで、特に耳が死にました。

団地街を歩いている最中、何と野良のウサギの群れに遭遇。ブダペストやロンドンでもキツネとリスはよく見ましたが、ウサギが道路を渡っているのは初めて見ました。


一番トロかったヤツを何とかパチリ。

この後デュッセルドルフに移動、依然として−8℃と厳しい寒さに耐えかねて、デパートに駆け込み、ついにイヤーウォーマーと革手袋を買いました。ロンドンではまず使わないんだがなあ。