パット・マルティーノ・トリオ2014/03/26 23:59


2014.03.26 コットンクラブ (東京)
Pat Martino Trio
Pat Martino (g), Pat Bianchi (Hammond B3), Carmen Intorre (ds)

広告を見て、パット・マルティーノが生で聴けるとは、行こうかどうしようか、と迷っているときに、コットンクラブからメルマガ会員特典として1名分のチャージで3名まで入場できます、という追い風メール。この機会に娘をジャズクラブデビューさせてやろうということで、家族揃って行ってまいりました。

私はジャズキチでは全くないし、パット・マルティーノもデビュー作の「El Hombre」は多少聴き込んだ、程度のえせファンですので、最初の感想は「おー、パット・マルティーノ、動いてるよ、まだ生きてるよ」などというミーハーかつ失礼なものですいません。大病を患ったため長いブランクがあり、今年70歳なので見た目はすっかりおじいちゃんになってしまっているのですが、デビュー時の22歳とスタイルは基本的に変わっていないのが凄いです。カッティングのアタックは鋭く音圧があり、マルティーノ節の速弾きも健在。一方で即興にはだいぶ波があると感じました。サポートメンバーは、近年レギュラーでトリオを組んでいる人々のようです。ドラムは上手いんですがリズムがもっさりとしていて、好みではありませんでした。オルガンは多分「影のバンマス」で、常にメンバーに目線を送り、演奏しながらPAに指示を出し、の活躍でした。ただし演奏自体は控え目なもので、せっかくのベース抜きオルガントリオなら、「El Hombre」のようにド派手なオルガンサウンドをかまして欲しかったと勝手な妄想。

さて肝心の娘のジャズクラブデビュー、けっこう気に入ったようで「オペラより全然いい」とかぬかしおって、この贅沢モノめ。

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