Happy New Yearと、2012年の演奏会総括2013/01/01 00:00

皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

さて、私もfelizさん椿姫さんを見倣い、2012年のコンサート総括などをしてみようかと思います。

2012年に行った演奏会の数は79回でした。2011年は74回でしたがそれを抜き、自分としては新記録です。79回のうち家族で出かけたのが36回あります。ロンドンブログ仲間の方々に比べたら総数は全然少ないですが、家族持ちとしては目一杯がんばった数字と思います。今年はここまでは行けない気がします。

ジャンルで分けると、オペラ8.5回、バレエ9.5回(オペラ&バレエのミックスビルは各々0.5回とカウント)、オーケストラ51回、室内楽4回となります。さらに去年はミュージカルに2回(We Will Rock You、West Side Story)、ポピュラー系のコンサートに4回(Queen 2回、Level 42、Chilly Gonzales)行ったのが私としては目新しいところ。

楽団・アーティスト別でカウントすると、主だったところは以下のような感じです。

ロンドン:
ロンドン響 16
コヴェントガーデン王立歌劇場 15(オペラ7、バレエ8)
BBC響 4
ロンドンフィル 3
フィルハーモニア管 3

ロンドン以外+外タレ:
コンセルトヘボウ 4
ニューヨークフィル 3
ウエスト・イースタン・ディヴァン 3
ウィーンフィル 2
チェコフィル 2
ブリテン・シンフォニア 2

2011年はマーラーとバルトークの記念イヤーシリーズを組んだフィルハーモニア管にたくさん通いましたが、昨年は興味を引くプログラムがあまりなかったため激減しました。コンセルトヘボウとNYPはバービカンのインターナショナル・アソシエイツ・シリーズ、WEDOはBBCプロムスのおかげですね。

演奏会場ではダントツでバービカンホールの31回。続くロイヤルオペラハウス(メインホール)が14回、ロイヤルフェスティバルホールとロイヤルアルバートホールが各々10回となっております。なお全79回のうち7回は国外(プラハ2、アムステルダム・パリ・フィレンツェ・ウィーン・ブダペスト各1)でした。

どちらかというと私は、特に生の音楽会では、特定のアーティストを集中的に繰り返し聴くよりはいろんな人を数多く聴いてみようと思うほうなので、指揮者・ソリストで分類するとばらけてしまってあまり面白くないです。指揮者で回数が多かったのは、ゲルギエフが5回、ギルバート、ユロフスキ、バレンボイム、パッパーノ、ハイティンク、MTTが各々3回でした。サロネン、ビエロフラーヴェクは各々2回で、去年は意外と伸びなかった。しかし、実のところ2012年で最も数多く聴いた指揮者は、バリー・ワーズワースの6回。ロイヤルバレエの指揮をほとんど一手に引き受けていたような人でした。なおソリスト(楽器)では、テツラフの3回を筆頭に、カヴァコス、ヴェンゲーロフが各々2回。ヴァイオリニストばっかりだ(苦笑)。しかし、ヴァイオリンをかぶりつきで聴くのは、実際病み付きになりますね。

79回の中でベストを挙げるとすれば、うーむ、2012年はどれも小粒と言うか、これはっ!というのがなかった年ではありましたが、あえて選んだベスト5(順不同)は以下の通りです。

[2012.10.27] ブリテン・シンフォニア: 20周年記念ガラコンサート
[2012.09.07] ウィーンフィル/ハイティンク: アルプス交響曲, ハイドン104
[2012.06.03] フィレンツェ歌劇場: 青ひげ公の城, 中国の不思議な役人
[2012.04.01] ロンドン響/ビシュコフ: マーラー3
[2012.03.24] サンクトペテルブルグフィル/テミルカーノフ/ヴェンゲーロフ(vn)

ということで、オチはありません。以前から自分が行った演奏会の統計資料は備忘録の付録として公開しておりますので、さらなる詳細にご興味ある奇特な方がいらっしゃいましたら、備忘録のページをご参照ください。

コメント

_ つるびねった ― 2013/01/03 23:15

あけましておめでとうございます。
2012年の総括ですね。わたしは情けないことにまだ2012年の記事を書き書きしてるので総括できませーーん。(ツイッターではやったけど)
でもMiklosさんのとはずいぶん違うものになりました。
それにしても一番聴いた指揮者がワーズワースさんだなんて。でも、それ、わたしも同じかもしれませんw

_ Miklos ― 2013/01/07 05:58

つるびねったさんは、もうロンドンにいらっしゃらないんですね。昨年分のブログは、あとどのくらいで完了でしょうか?(笑)

バレエを繰り返し見る人は、数は圧倒的にワーズワースだろうと思いますよ。私がハンガリーにいたときも、意識はしていないのに(むしろ途中から避けようと思っていたくらいなのに)、結局一番回数を聴いた指揮者は国立歌劇場の首席指揮者だったりしました。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策で「クイズ認証」導入してます。2020年夏季五輪開催地の日本の首都は?(漢字で)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://miklos.asablo.jp/blog/2013/01/01/6676939/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。