バルセロナ2011/05/12 23:59

出張の続き。2005年4月以来、2回目のバルセロナです。スペインはあまり縁がなく、バルセロナ以外の都市にはまだ全然行ってません。

朝5時にタクシーを呼んでリュブリャナ空港に行き、ミュンヘン経由でバルセロナまで移動しました。昼過ぎにホテルに着いてすぐ、2時ごろからビジネスランチ開始。前菜はアサリとマテ貝のワイン蒸し、アンチョビ、ハモンセラーノなどをシェアして、メインにはオラータ(ヘダイ)の塩竈焼きを選びましたが、どれもこれも美味!久々に美味しいシーフードにありつけました。


ランチを食べたレストランBarcelona。日本語メニューもありました。私はエビ・カニ・イカ・タコ類は食べないのですが、水槽にはロブスターの他、日本で言う伊勢エビも泳いでいました。オススメレストランです。

デザートも食べて、コーヒーを飲みながら、まだまだ仕事の話は続き、気がつけば7時を過ぎている!まーよーしゃべる人達です。ディナーは8時半で予約をしているというので(スペインのレストランは夜8時以降でないと開店しません)、海岸を少し散歩して時間をつぶしました。



砂浜では若者がビーチバレーに興じていたり、上のように鉄球を放り投げて相手の鉄球を陣地から追い出す、カーリングのような遊びをやっていました。もう早、泳いでいる人もおりました。


夕食はBar Mutという人気のバルでタパス料理を。スペインは日本の居酒屋ように小皿料理をみんなでシェアする文化があるので、親しみがわきます。私は前述のようにエビ・イカ類は食べないのでスペイン料理は今まで大の苦手だったのですが、それらを避けてもなお美味しい料理がたくさんあるということを今回発見できたのが収穫でした。

しかしこのあとお洒落な老舗カクテルバーに移動してワサビ入りやシソ入りのけったいなカクテルを飲み(特に日本びいきのお店というではなく、ハーブの種類として使っているのです)、さらに同僚のデンマーク人と別のバーで飲み直し、ホテルに戻ったのがもう午前2時。バルセロナに着いてからほとんど飲み食いしかしていませんが、長い一日でした。


翌朝、ホテル近くにあったガウディ建築をかろうじて見て来ました。これは海をイメージしたカサ・バトリョ。


カサ・ミラ。こちらは山がテーマだそうです。

ところで、バルセロナの空港はちょっとイケてない。セキュリティチェックでラップトップ、携帯、小銭入れ、脱いだ上着やベルトなどはトレイに入れてX線を通しますが、普通はトレイを横に滑らせるだけであとはベルトコンベアが検査装置に運んでくれますよね?ところがここの空港では各々がトレイをかついだまま順番を待たないといけない!普通トレイを2つくらいは使うし、さらにバッグまで抱えて移動するのは非常に不便、何とかならんもんかと思いました。さらに、セキュリティを超えてゲートDまたはEのほうに進むとパスポートコントロールがあり、それを通ってしまったが最後、眼下に広がる広大なショッピングエリアに一切アクセスできなくなくなるのには、ヤラレました。正解は、DEはこちらという指示を無視してABCの方向に従って下階に下り、ショッピングを済ませたあとに、その下階からDEゲートに入るべきなのでした。そんなこと、慣れてない人には絶対わからんわ!ゆっくり買い物でもしようと早めに空港にいったのに、シースルーで階下に広がる広大なショッピングモールがありながら、申し訳程度に開いている小さい免税店にしか行けないこのもどかしさ。ヤラレたのは私だけではないようで、もの凄い勢いで職員に食ってかかっている老夫婦もおりました。ともあれ、この空港は要注意です。改善してもらいたいものです。

バルセロナ、次は休暇で来てみたいものですが、それだとバルセロナばっかりになってしまうので、アンダルシアあたりをゆっくりドライブできたらなあと。