リュブリャナ(スロヴェニア)2011/05/11 23:59

出張で行ってました。この季節、ミーティングが5時に終ってもまだまだ日が高いので歩き回れる余裕があって、よいです。


リュブリャナに来たのは初めてなので、やはりまず目指すは一番高いところ。ということで、リュブリャナ城を目指します。


城には徒歩でも行けますが、時間がないのでケーブルカーで。乗り場に行く途中、町の中心地、プレシェーレン広場と三本橋を通過します。


さらに進むとこれまたリュブリャナのシンボルである「竜の橋」というのがあります。このような竜の像が橋の四隅に配置されています。なかなかステキな造形です。


非常にモダンなケーブルカーに乗り、ようやく城の展望台へたどり着きました。ちょっと逆光気味なのが残念ですが、いかにも東欧らしい風景が懐かしいです。リュブリャナはスロヴェニアの首都ですが、人口は国全体で200万人、首都で30万人ですから、たいへんコンパクトな町でした。


日のあるうちに町に下り、1786年創業の老舗レストラン、ゴスティナ・フィゴヴェツに行ってみました。古いだけあって、壁もボロボロです。


スロヴェニアの名物料理の一つ、生ハム(プロシュート)。料理は隣国であるイタリアとオーストリアの影響が濃いです。このプロシュートも、イタリアのプロシュートとドイツの生ハムの中間のような味わいで、スモークが強く少しクセがあります。

前回スロヴェニアに来たのは2004年12月、ブダペストからブレッド湖までドライブしました。当時ブダペストに住んでいた日本人駐在員の間では何故かブレッド湖が非常にメジャーな観光地で、しかも元はチトー大統領の別荘だったというオールスイートのホテルに泊まるのがトレンドでしたので、うちも負けじと(ただし高いのでシーズンオフに)行きました。冬は寒くてお店もレストランもほとんど開いていませんでしたが、目前に広がる「絵になる風景」は、さすがに噂通りでした。当時の写真を少し紹介します。


ブレッド湖の真ん中にぽつりと浮かぶ聖マリア教会。17世紀からすでに絵葉書を通してヨーロッパ中に名勝としての名を轟かせていたそうです。


晴れた日に望むユリアン・アルプスは本当に絶景でした。寒かったけど。