オランダ旅行その2:デン・ハーグとスヘフェニンヘン2013/03/24 23:59

ユトレヒトを発ち、デン・ハーグへ。私はモンドリアンが大好きなので一度は行ってみたかった町ですが、オランダに行く機会がそもそも少なく、昨年家族旅行で候補に考えたときも、妻が行ってみたいマウリッツハイス美術館が改装のため2014年まで休館になってしまうということで断念。しかし今年になって、モンドリアンの膨大なコレクションを有するハーグ市立美術館が、現在「マウリッツハイスのマスターピース」と称してその主要作品を特別展示していることを知り、これは一石二鳥、ハーグはやっぱり絶対に行かねばと思った次第です。


ハーグ市立美術館は修学旅行か遠足とおぼしき学生の集団が複数おり、加えて一般客、観光客も相当数で、混み合っていました。中は撮影禁止だったので写真はなしです。マウリッツハイスコレクションは、一番有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は来てなかったものの(おそらくこいつだけは単身、資金稼ぎのために今も世界中を回っているのでしょう)、同じフェルメールの「デルフトの眺望」はしっかりありましたし、レンブラント最後の自画像や「テュルプ博士の解剖学講義」も戻って来ておりましたので、まあ、看板に偽りなしでしょう。

モンドリアンのコレクションは、この美術館が改装閉鎖中の1998年に渋谷のBunkamuraミュージアムで開催された企画展示会で、ほとんどの作品はすでに見ておりました。そのとき画集を買わなかったのがずっと心残りでしたが、15年ぶりに実物を見て、ぶわっと一気に記憶が蘇ってきたのが感動でした。でも、ここにもやっぱりモンドリアンの画集はなかった…。


ハーグと言えばもう一つ、かの有名な国際司法裁判所が設置されている平和宮。美しい前庭は現在工事中で閉鎖されていましたが、せっかくここまで来て写真の一つも撮らないわけにはいかないので、勝手に入って一枚パチリ。

ハーグでホテルを探したら高かったので、この機会にせっかくだからと、隣町のスへフェニンヘンScheveningenまで移動して宿泊しました。日本では「スケベニンゲン」という珍地名として面白可笑しく語られる場所。「ハグ」の後は「スケベ」というオヤジギャグを飛ばしたくなるくらい、何を隠そう私も、自分の勲章として一度は行ってみたいものだと思っていた町です。


スヘフェニンヘンの砂浜に突き出す桟橋と展望台。遠そうだったので先までは行かず。


冷風がびゅんびゅん吹きすさぶオフシーズンにもかかわらず、砂浜沿いのオープンレストランはほとんどが通常営業している様子でした。


最も中心地に構える最上級、クアハウス・ホテルの正面。


ここはその昔、ローリング・ストーンズが構内でライブをやったこともある、歴史あるホテルだそうです。

もちろんこんな高いホテルに泊まったわけではなく、実は、HRSで予約したホテルに行ってみると閉鎖されていて人影がなく、入り口には「水漏れのため休業します。予約客は○○ホテルを手配しましたので、そちらに行ってください」という張り紙が。けっこう遠いじゃないか、行ってください、じゃないだろーが。うちはレンタカーだったのでまだよかったですが、これじゃ普通途方にくれますよ。予約は無事トランスファーされていて、同じ値段で泊まれたのでまだラッキーだったのかもしれません。部屋はファミリールームで広かったものの、清掃はいいかげん、暖房は壊れていてすきま風が寒く、夏のハイシーズンの長期滞在にはよいのかもしれませんが、極寒のオフシーズンには一泊が限度でした。HRSにはもちろんクレームを入れましたとも。


スへフェニンヘンの海岸沿いは怪しげなオブジェでいっぱい。これは、巨大な割れた仮面が地面に突き刺さっています。


ビーチ近くではカトゥーニッシュなシリーズアートが、なかなか存在感あって良い味を出してました。


溺れてます。


おいおい。


足くっさー。


兄ちゃん、ビーチリゾートでそんなに悩まんでも。


ダイナミックに魚を食らう巨人。


これは、意味不明…。


I LOVE+都市名のTシャツなんか生まれて初めて買いましたが、「アイ・ラブ・スケベニンゲン」、これだけは絶対に買わねばと、オフシーズンで土産物屋もほとんど閉まっている中、ほうぼう探してやっと見つけました。といってもこれを分かってくれる人はどんだけいるか…。