ブリュッセルのクリスマス2010/12/26 23:59

今年のクリスマスはブリュッセッルに小旅行してきました。家族は初ベルギー、私も過去2回仕事では来ていますが、ほとんど散策していないので、初見参のようなものです。

今回、10数年ぶりにユーロスターに乗りました。前回はWaterloo駅からでしたが、今はSt. Pancras駅なんですな。大雪のおかげでユーロスターのダイヤも大きく影響を受けており、出発した24日にはほぼ正常には戻っていましたが1日1〜2便はキャンセルになっていて、何と行きも帰りも予約していた列車がそのキャンセルに大当たりしてしまいました。Webをこまめにチェックしてキャンセルの情報は事前につかんでいたので、かなり早めに駅に行き(Webでは早めに来ないでくださいと書いてあったのを無視)、各々一つ前の列車に無事ブックし直して、何とかことなきを得ました。ユーロスターからは「ほぼ正常の運行に戻っているので通常通り1時間前に来てチェックインしてくれ」というメールも来ていていましたが、それを真に受けて1時間前に行ったら長蛇の列に苛立っていたはずです。だいたい、ブックし直した席も、混んでた復路はダブルどころかトリプルブッキングされていて、そんな予感がしたので早々に席に座り実行支配していたので難はのがれました。しかし、やってくれるぜユーロスター。


観光中心、グラン・プラスもこのようにびっしりと雪景色。一度緩んで固まったのか、地面はつるつるでした。それでもさすがブリュッセル、観光客がわんさかです。


夜になると市庁舎をスクリーンに華やかなライトショーが上演され、オペラアリアのミニコンサートがあったりしました。


過去に来たときは食べ損ねた、ベルギー名物のムール貝ワイン蒸し。これで800g、前菜としてならシェアしたほうがよい分量です。観光客がいっぱいの有名専門店「Chez Leon」で食しましたが、ツーリスト御用達なのであまり期待しないで行ったら、ほどよい塩加減がたいへん美味で、汁まで全部飲み干してしまいました。他の肉料理も、ビールもワインも質は良く、ここはオススメできます。


ブリュッセル名所の元祖「小便小僧」。これは昔かろうじて見ました。クリスマスなのでサンタの衣装を着せられていました。本物は意外に小さくて、地味な場所にひっそりとあるので、拍子抜けします。近所のチョコレート屋が飾っているチョコレート製レプリカのほうがよっぽど大きい。


小便小僧の対抗馬というか、パロディとして作られた「小便小娘」。かなりリアルです。こちらは小僧よりもレストラン街に近いのに、訪れる人も少なく、檻で囲われています。アップの写真もあるのですが、やめときます。


さて今回のメインの目的は、賑やかな大陸側のクリスマスマーケットに行くことでした。クリスマスマーケットと言えばドイツが有名ですが、今年はすでにドイツに旅行したので、今回はブリュッセルを選びました。それなりに出店も活気もあったのですが、やはりミュンヘンやウィーンと比べたら小規模なのは否めなく、寒くて道が凍っていたこともあって早々に引き上げました。屋台料理は、私にはやっぱりドイツ系のほうが美味しそうに思えます。


カトリーヌ教会前の広場には、得体の知れないグロ系のメリーゴーランドが出ていました。カメレオンとかタツノオトシゴとか気色悪いブリキ人間とか、子供向けではありませんなー。もちろん乗っているのは子供ばかりでしたが。私はこういうセンスはけっこう好きなので、本当は乗りたかった…。

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