ウィーン:いつものワインとケーキ2010/11/14 09:00

ブダペストのあとはウィーンへ。夕食は我が家の定番、もう何度目だかわからない、グリンツィングの大型ホイリゲ・レストランZum Martin Seppまで、地下鉄とトラムを乗り継ぎ1時間かけて向かいました。

Zum Martin Sepp
http://www.zummartinsepp.at/
Cobenzlgasse 34, 1190 Wien
Tel: +43-1-320-3233


グリンツィングの酒場はいろいろ試したあげく、「飲み」もさることながら「食」も重視する我々は、一年通して温かい食事を出してくれるここに、結局落ち着きました。そういう店はホントに少ないんです。

この季節はガチョウ料理です。季節のものを食する主義の私は当然、ガチョウのスープにガチョウのグリルという王道パターンで注文。一度レギュラーメニューがガラッと変わりましたので、昔とはシェフが変わっていると思います。ちょっと味は落ちたかな、というか、マイルドになった気がしますが、今年の新酒ワインも、ナッツシュナップスも美味しかったので、良しとしましょう。オープン厨房が見える席に座って忙しく調理している姿を見るのもたいへん楽しいものです。

翌日は午後から楽友協会で演奏会を聴く前に、妻と娘の大好物、OBERLAAで甘さ控えめケーキを食します。

Kurkonditorei OBERLAA
http://www.oberlaa-wien.at/
Neuer Markt 16, 1010 Wien


妻はケーキ3個食べると豪語していましたが、Nordseeでランチを食べた直後でもあり、結局1人1個で抑えました。

もう何度もウィーンに行ってますが、上の2店はずっと欠かさず通ってます。

今回初めて行ってみたのは、エステルハージ・ケラー。町中ですが、Kohlmarktよりもさらに西、ちょっと外れのほうです。

Eszterhazy Keller
http://www.esterhazykeller.at/
Haarhof 1, 1010 Wien


地下の古いセラーを改造した薄暗い店内は迷路のようでした。ドリンクと一部料理(ウィンナーシュニッツェルと季節の特別料理)はテーブルでオーダーを取って持ってきてくれますが、他の料理はカウンターまで買いに行くセルフサービスです。カウンターのおばちゃんは、英語はほとんど通じませんでした。頼みたい料理が決まっていたら、まあ問題はないですが。シュニッツェルとターフェルシュピッツなどを取りましたが、どれもなかなか侮れない美味でした。ワインも白の若いワインを一通り試しましたが気安く飲むには最適で、値段もリーズナブル、是非また来たいお店でした。